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FF14新拡張『白銀のワンダラー』、吉田直樹氏が黄金のレガシーの反省からストーリーのテンポ改善を明言

公開 文: SAVEPOINT AIニュースデスク出典: Polygon、GamesRadar+、PC Gamer
画像: Polygon(元記事より)

『ファイナルファンタジーXIV』の吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが、次期拡張パックではストーリーのテンポを重視すると明らかにしました。前作『黄金のレガシー』で不満が集まった展開の遅さを踏まえ、世界観の掘り下げの一部をサイドクエストへ移します。新拡張は2027年2月23日発売で、当初の1月予定からわずかに後ろ倒しになりました。

この記事のポイント

  • 吉田直樹氏が、次期拡張ではストーリーのテンポを真剣に考慮していると説明した
  • 『黄金のレガシー』では新しい土地や文化の描写に時間を割きすぎ、展開が遅くなったと認めた
  • 世界観を掘り下げる要素の一部を、メインクエストからサイドクエストへ移す
  • 新拡張の発売日は2027年2月23日で、当初の1月予定から少し延びた
  • 海外メディアの間では、改善を歓迎する声と、物語の厚みが減ることを心配する声がある

基本情報

タイトル
ファイナルファンタジーXIV: 白銀のワンダラー(英語版 Evercold)
発売日
2027年2月23日
当初の予定
2027年1月
発表の場
FFXIV ファンフェス 2026 in 東京
発言者
吉田直樹氏(プロデューサー兼ディレクター)
販売
スクウェア・エニックス

吉田直樹氏がファンフェス東京でテンポ重視を表明

Polygonによると、11月初めの週末に開かれた「FFXIV ファンフェス 2026 in 東京」で、FFXIVの海外サブレディット(Redditの掲示板)のモデレーター陣が吉田直樹氏にインタビューしました。前作の開発から得た教訓を問われた吉田氏は、「今回はテンポ感を真剣に考慮している」と答えています。

GamesRadar+やPC Gamerも、同じインタビューの内容を伝えています。GamesRadar+によると、吉田氏は前作で物語の進みが大きく遅れたことについて、先へ進みたいというプレイヤーの気持ちに合っていなかったと説明しました。そのうえで、これはディレクターである自分の力不足だったと認めています。

世界観の掘り下げはサイドクエストへ移す

具体的な対策として、新しい土地や文化を描く要素の一部をメインシナリオから外し、サイドクエストに回します。メインの物語は速いテンポで進めます。世界観に浸りたい人は、クリア後などに自分のペースでサイドクエストを楽しめるようにする考えです。

吉田氏は、この方針がFFXIV全体の進化とつながっているとも話しています。プレイヤーの限られた時間を大切にしたいという、チームの姿勢の表れだとしています。物語がきびきび進まなければ、プレイヤーが共感しにくいという認識も示しました。

黄金のレガシーで指摘されたペーシングの課題

2024年発売の『黄金のレガシー』は、ハイデリンとゾディアークをめぐる物語に区切りをつけた後の、新しい章の始まりにあたる拡張です。新天地の文化や人々を丁寧に描いた一方で、メインストーリーの進みが遅いという批判がプレイヤーから多く寄せられました。

GamesRadar+の記者は、前作の物語は後半や追加パッチで盛り返したと評価しています。ただし、友人に「我慢して続けて」と勧めなければならない状況は好ましくないとも指摘しました。同記者は、過去には『紅蓮のリベレーター』でもテンポの問題があり、後の拡張で改善されたとも振り返っています。

改善への期待と「行き過ぎ」への懸念

海外メディアの受け止め方は分かれています。GamesRadar+は今回の方針を正しい方向への一歩と評価しました。一方Polygonは、数百時間に及ぶ重厚な物語こそFFXIVの持ち味だと指摘しています。重要な物語要素を脇に移せば、作品らしさを損なうおそれがあるとの見方です。PC Gamerも、テンポが前作の本当の問題だったのかは分からないとしています。

どの要素がサイドクエストに回り、メインシナリオがどの程度短くなるのかは、現時点では明らかにされていません。実際の仕上がりは、発売後に遊んでみて判断することになります。

発売までに振り返りたいストーリー

同じインタビューで、発売前に遊び直すとよいクエストも尋ねられました。Polygonによると、吉田氏は特定のクエストを挙げませんでした。代わりに、鏡像世界と、世界が分かたれた成り立ちを思い出しておくよう勧めています。

FFXIVの世界はもともと一つでしたが、ハイデリンとゾディアークの争いによって14の鏡像世界に分かれたと語られてきました。Polygonは、新拡張でも光の戦士が別の鏡像世界を訪れると伝えています。復習するなら『漆黒のヴィランズ』『暁月のフィナーレ』が中心になるとみられます。

よくある質問

Q.FF14の新拡張『白銀のワンダラー』の発売日はいつ?
A.2027年2月23日です。当初は2027年1月を予定していましたが、少し後ろ倒しになりました。
Q.新拡張ではストーリーの何が変わる?
A.吉田直樹氏は、テンポを重視すると説明しています。新しい土地や文化を掘り下げる要素の一部をサイドクエストに移し、メインシナリオを速いテンポで進める方針です。
Q.発売前にどのストーリーを復習すればいい?
A.吉田氏は特定のクエストは挙げていません。鏡像世界と、世界が分かたれた成り立ちを振り返っておくよう勧めています。

出典・参考記事