BioWare閉鎖直後のN7 Day、『Mass Effect』関連グッズの企画が相次いで表面化
BioWareは閉鎖される前に、毎年11月7日の「N7 Day」に向けて大規模な企画を準備していた可能性があると、米Kotakuが11月4日に報じました。BioWareを閉鎖し、『Mass Effect』シリーズ新作の開発も中止したのはElectronic Arts(EA)です。閉鎖から約2週間がたった今も、提携各社はコラボグッズの告知を続けています。一方でファンは、N7 Dayを抗議運動の場にしようとしています。
この記事のポイント
- EAはBioWareを閉鎖し、『Mass Effect』の次回作も開発中止とした
- N7 Day目前に、Youtoozなど3社が『Mass Effect』グッズを相次いで告知
- Moor-Art GalleryはBioWareと組んだ限定コレクションを11月6日に公開予定
- ファンはN7 Dayに合わせ、Steam版リマスターの同時接続数を増やす計画を進める
- マドリードでの落書きやタイムズスクエアの広告など、抗議は現実世界にも広がる
基本情報
- 対象シリーズ
- Mass Effect
- 開発元
- BioWare(EAにより閉鎖)
- 販売元
- Electronic Arts
- N7 Day
- 11月7日(土)
- 中止された作品
- Mass Effect: Universe(報道上の名称)
- 関連企業
- Youtooz、Insert Coin、Moor-Art Gallery
N7 Dayを前にMass Effectグッズの告知が相次ぐ
Kotakuによると、BioWareは閉鎖前に、今年のN7 Dayの週に向けて複数のブランドとのコラボを用意していたとみられます。N7 Dayは『Mass Effect』シリーズを祝う恒例の日です。名前は主人公シェパードが属する特殊部隊の称号「N7」に由来し、毎年11月7日に開かれています。
具体的な動きとして、フィギュアブランドのYoutoozは11月2日、モーディン、ジョーカー、リアラの新作フィギュアを予告しました。アパレル店のInsert Coinは11月1日、ジャケットやシャツを含む公式コレクションを在庫限りで再販すると告知しています。
Moor-Art Galleryは10月21日に、BioWareと組んだ新しい限定アート・アパレルコレクションを予告しました。全容は11月6日に公開される予定です。初回注文の15%割引と、先行販売への参加を受け付けています。Kotakuは、N7 Day当日までにさらに多くのグッズやセールが登場する可能性があるとしています。
EAによるBioWare閉鎖と新作中止の経緯
BioWareは『Mass Effect』三部作や『Star Wars: Knights of the Old Republic』、『Dragon Age』シリーズで知られる開発会社です。EAは10月にこのスタジオを閉鎖し、開発中だったシリーズ最新作の中止も決めました。Polygonによると、新作の開発は5年以上続いていたといいます。
閉鎖の理由については、EAが『スター・ウォーズ』の新作を優先したためだとする関係者の証言がKotakuなどで報じられています。EAは、SF作品への投資先として『Mass Effect』と『スター・ウォーズ』を比べたとされます。ただし、EAはこの点を公式には説明していません。
閉鎖後には、社内向けピッチトレーラーとされる映像が流出しました。元開発者からは、新作が三部作とどうつながる予定だったかも語られています。Kotakuは、BioWareが存続していればN7 Dayで新作についてより多くを語っていた可能性があると指摘しています。
「Save Mass Effect」運動の広がりとグッズへの影響
ファンの反発は、SNS上の「#SaveMassEffect」運動として広がっています。Polygonによると、マドリードではEAのオフィス前に「Save Mass Effect」とスプレーで書かれました。ニューヨークのタイムズスクエアには、ファンが同じ言葉の広告を出したと報じられています。
ハロウィーンには、あるファンが地元のEAオフィスの外に墓石を並べました。BioWareのほか、EAが閉鎖したBullfrog、Pandemic、Visceral、Westwood、Originなどのものです。BioWareの墓石には『Mass Effect 3』に登場するモーディンのセリフが刻まれていました。
Kotakuは、こうした状況では各社のグッズ販売がぎこちないものになると指摘しています。コラボ契約は閉鎖の数か月前から結ばれていたとみられます。それでも、ライセンスを持つEAの利益になるだけの商品に、ファンがお金を払う意欲は下がるだろうという見方です。
11月7日のN7 Dayに向けた注目点
ファンはN7 Dayを抗議の機会と位置づけています。リマスター版『Mass Effect Legendary Edition』のSteam同時接続数を一斉に押し上げる計画が進んでいます。シリーズへの関心が今も高いことを数字で示すのが狙いです。
一方、EAは抗議の声に対して沈黙を続けているとPolygonは伝えています。EAはSFアクションでは『スター・ウォーズ』の方が確実なシリーズだとみているとされ、決定を覆す可能性は低いとの見方です。今後の注目点は3つあります。11月6日のMoor-Artの全容公開、N7 Day当日のグッズ販売の状況、そしてSteamでの同時接続数の動きです。
よくある質問
- Q.N7 Dayとはいつ、どんな日?
- A.毎年11月7日に開かれる『Mass Effect』シリーズの記念日です。2026年は土曜日にあたります。BioWareはこの日に合わせて、毎年シリーズを祝う企画を行ってきました。
- Q.BioWareはなぜ閉鎖された?
- A.EAは公式には詳しい理由を説明していません。報道では、EAが『スター・ウォーズ』の新作を優先した結果だとする関係者の証言が伝えられています。
- Q.N7 Dayに発売されるMass Effectグッズは?
- A.Youtoozがモーディン、ジョーカー、リアラのフィギュアを予告しています。Insert Coinは衣類コレクションを再販します。Moor-Art Galleryは限定アートコレクションを11月6日に公開予定です。
- Q.Mass Effectの新作は完全に中止された?
- A.EAはBioWareの閉鎖とあわせて、次回作の開発中止を決めました。抗議運動は続いていますが、EAが決定を見直すという発表は現時点でありません。


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