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『South of Midnight』ディレクター、Xboxの資金提供は「持続不可能だった」と回顧

公開 文: SAVEPOINT AIニュースデスク出典: Steam ニュース、GamesRadar+、Rock Paper Shotgun ほか3媒体
画像: Steam ニュース(元記事より)

Xboxのファーストパーティ作品『South of Midnight』でディレクターを務めたデビッド・シアーズ氏が、当時のXboxの潤沢な資金提供は持続不可能だったと語りました。海外メディアMinnMaxのインタビューでの発言で、11月3日に複数の海外媒体が報じています。自分が出資判断をする立場なら同作への資金を止めていた可能性も認めています。

この記事のポイント

  • 『South of Midnight』のデビッド・シアーズ氏がMinnMaxのインタビューでXboxの資金提供を振り返った。
  • 同氏は当時の資金の流れについて、後から考えれば持続不可能だったと述べた。
  • 自分がXbox側なら同作より先に資金を止めていたかとの問いに「おそらく」と答えた。
  • 開発元のCompulsion GamesはXboxから離れ、独立スタジオとなっている。
  • GamesRadar+によると、Microsoftのゲーム部門では計3,200人の人員削減が進んでいる。

基本情報

発言者
デビッド・シアーズ氏(『South of Midnight』ディレクター)
媒体
MinnMaxのインタビュー
報道日
2026年11月3日
対象作品
South of Midnight(2025年発売のXboxファーストパーティ作品)
開発元
Compulsion Games(現在はXboxから独立)
関連動向
Microsoftゲーム部門で計3,200人の人員削減

シアーズ氏がXboxの資金提供を「持続不可能」と語った内容

Compulsion Gamesで『South of Midnight』を率いたデビッド・シアーズ氏が、海外メディアMinnMaxのインタビューで、開発当時のXboxの資金提供について率直に語りました。GamesRadar+やRock Paper Shotgun、Kotaku、Video Games Chronicle、Pure Xboxなどが11月3日に相次いで取り上げています。

Rock Paper Shotgunによると、シアーズ氏は開発中から周囲に、いずれ資金の蛇口が閉められ、その影響は深刻なものになると話していたといいます。聞き手から、自分がXboxの立場なら同作への出資を早めに打ち切っていたかと問われると、同氏は「おそらく」と肯定しました。

同氏は作品を作りたかったことは間違いないとしつつも、自分は完全に無私ではないと説明しています。そのうえで「少なくとも後から考えると、持続不可能だった」と述べ、衝撃的な結末は避けられなかったとの見方を示しました。

「黄金時代」の裏で抱いていた不安

Video Games Chronicleなどが見出しに取ったのが、ローマになぞらえた発言です。シアーズ氏によると、当時ほかのディレクターたちは、なぜこれほど恵まれているのか、今は黄金時代なのかと口にしていたといいます。

これに対し同氏は、いつも「今のところは」と返していたと振り返ります。「ローマが燃える夜は必ず来る」と表現し、時期は分からないものの、資金が絶たれる日を常に心配していたと語りました。

収益より「ブランドの格」を担う作品という位置づけ

Rock Paper Shotgunによると、シアーズ氏は大手パブリッシャーの作品には大きく二つの役割があると整理しています。大きな収益を上げるか、世代を超えて語り継がれる作品としてブランドの評価を高めるかです。

同氏は『South of Midnight』を後者寄りの作品と位置づけました。資金繰りが厳しくなった局面では、目に見える収益を示せるタイトルの方がスタジオ存続の根拠を示しやすく、同作は危うい立場にあったという認識です。

一方で同氏は、今のMicrosoftは1990年代から2000年代初頭よりも「人道的」だとも評価しています。不要と判断したスタジオをそのまま閉鎖せず、Compulsion Gamesのように独立の機会を与えた点を理由に挙げています。

Xboxの大規模削減とCompulsion Gamesの今後

GamesRadar+によると、Microsoftのゲーム部門は長年の収益低迷を受け、計3,200人の人員削減を進めています。Rock Paper Shotgunは、Compulsion Gamesが今年複数回にわたる削減の中でXboxから切り離された一つだと伝えています。

シアーズ氏は2025年3月にCompulsion Gamesを離れており、同スタジオの次回作には関わらないとみられます。独立スタジオとなったCompulsion Gamesが次にどのような作品を手がけるのか、新作の詳細は現時点では発表されていません。

作り手自身が自作への出資判断に疑問を呈するのは珍しく、ここ数年の大手パブリッシャーによる積極投資と、その反動としての縮小を振り返る証言として注目されています。

よくある質問

Q.デビッド・シアーズ氏は何と発言した?
A.MinnMaxのインタビューで、当時のXboxの資金提供は後から考えれば持続不可能だったと述べました。自分がXbox側なら同作への資金を止めていた可能性も「おそらく」と認めています。
Q.Compulsion Gamesは現在もXbox傘下?
A.Rock Paper Shotgunによると、Compulsion GamesはMicrosoftの今年の削減の中でXboxから離れ、独立スタジオとなっています。
Q.シアーズ氏は今もCompulsion Gamesに在籍している?
A.報道によると、シアーズ氏は2025年3月にCompulsion Gamesを退社しています。今後の活動は現時点では明らかにされていません。
Q.Compulsion Gamesの次回作は発表されている?
A.現時点では、Compulsion Gamesの次回作に関する具体的な情報は発表されていません。

出典・参考記事

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